番外編-愛犬のスイートピー(その2)

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 新しい飼い主を見つけたサンディ、瞳はきょとんとして、私を見つめています。
洗濯が終わって、車に乗り込みました。車に乗りなれているようで、ちっとも怖がったりしません。
以前、オスだと思って「太郎」と名づけた犬がいましたが、今回は間違いなくメスでした。

 アパートに戻ってからが大変です。ルームメイトのゴールデンリトリバー・レジーナが新しい友達が出来てとても興奮しています。サンディは、どちらかというとラブラドール系のようで、毛は短めです。

 レジーナは成犬ですので、とても大きいです。そして、サンディをとても気に入ったようでした。サンディはその横たわっているレジーナの足の間に入り込み、見た目はすっかり親子のようでした。


 犬の嗅覚は、人間の10000倍ということを聞きました。すごい鼻を持っているのですね。
私が驚いたことは、そのように素晴らしい鼻を持っているのに、私の裸足で履いたデッキシューズに、その鼻を突っ込んで、楽しんでいることでした。

 犬の10000分の1の嗅覚しか持っていない私でさえ、嗅ぐ勇気が無いのに、その鼻をデッキシューズの奥の奥まで入れて・・・。  とんでもない状態になっている・・・。

犬って面白い動物ですね。

 そんなサンディでしたが、矢張り新しい飼い主には、新しい名前が良いと考え、サンディ改め、スイートピー(sweet pea、甘い豆)になりました。

 後にその改名がそんなことになろうとは、この時知る由もありませんでした。

 続く・・・。


by カレブ