1-4 選択の力(その3)

3.神が園の中を歩いて来られた
 a.神はアダムとエバを捜された
それからアダムとエバは主なる神が日の涼しい時に園を歩む音を聞きました。恥ずかしさと良心の呵責から神の顔を避け、園の木の中に身を隠しました。罪はアダムの神との自饂な交わりを破壊しました。
主は呼びかけました、「あなたはどこにいるのか」(創世記3:9) アダムは答えました、「園の中であなたの歩まれる音を聞き、わたしは裸だったので、恐れて身を隠したのです」(創世記3:10) 神は尋ねました、「あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか。食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」(創世記3:11)

b.アダムとエバは他のせいにした
 この時、別のことも起こりました。それはこの時以来全ての人間に共通していることです。アダムは自分の罪を他人のせいにしました。アダムは神に答えました。「わたしと一緒にしてくださったあの女が、木から取ってくれたので、わたしは食べたのです」(創世記3:12)人の堕落した性質は自分の罪の責任を取りたくないのです。このことからも、なぜ悔い改めが重要なステップであり、必須なのかが、このことからも分かります。同じ性質がエバにも見られました。神はエバに尋ねました。「あなたは、なんということをしたのです」ヱバは答えました。「ヘビがわたしを騙したのです。それでわたしは食べました」(創世記3:13)

by カレブ