父たる者よ、子供をいらだたせてはいけない

 父に対しての子供に関する御言葉が矢張り2つあります。

“父たる者よ。子供をおこらせないで、主の薫陶と訓戒とによって、彼らを育てなさい。“
                           (エペソ人への手紙6章4節)
“父たる者よ、子供をいらだたせてはいけない。心がいじけるかも知れないから。”
                           (コロサイ人への手紙3章21節)

 残念な事(?)に、母が子供に対してこのように書かれている御言葉はありません。父親にのみです。恐らく父親は子供に対して厳しすぎるからなのでしょう。当然、親は子供に正しい人、良い人、立派な人になってもらいたいという思いがあります。

 父親が子供を叱る時、それが子供には伝わらず、只厳しい父親の姿しか映らず、子供たちを怒らせたり、いらだたせたりするのだと思います。主の薫陶(神の愛)と訓戒(神が示している善悪)とによって、子供たちを育てていきましょう。子供たちが何をしたから叱られているのかを彼らが理解出来るように。愛しているが故に父親が子供たちを叱っていることを教えてあげて下さい。

 愛を示さないで、只叱っているだけでは、子供たちにとって「きっと、パパは僕のことが嫌いなんだな。私のことを嫌っているんだな。」という理解になってしまいます。子供たちの成長は早いです。どうぞ、子供たちの成長を楽しんで下さい。「パパ、大好き!」と言われていきましょう!

By カレブ