イエス・キリストの御名によるバプテスマ

 これまでに、イエス・キリストの御名によるバプテスマ(洗礼)の話しを、このブログでお伝えしました。では、このイエス・キリストの御名によるバプテスマとは、どのようなものでしょうか。

 マタイによる福音書28章18-20節に、イエスさま自信が、「・・・父と子と聖霊との名によって、彼らにバプテスマを施し・・・」と語っています。当然イエスさまが言っているので、このフレーズで洗礼を施すことが必要です。

① 父の名とは誰でしょうか?

”わたしは父の名によってきたのに、あなたがたはわたしを受けいれない。”(ヨハネによる福音書5章43節)

エスさまが人々に語っているので、「イエス」という名前=父の名前 となります。

② 子の名前は何でしょうか?聖書の中で御子と言われているのは、「イエス」さまだけです。

③ 聖霊の名は何でしょうか?

”しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってつかわされる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、またわたしが話しておいたことを、ことごとく思い起させるであろう。”(ヨハネによる福音書14章26節)

これもイエスさまが語っているもので、わたしの名前=「イエス」という名前=聖霊の名前

となります。故に、父の名=「イエス」 子の名=「イエス」 聖霊の名=「イエス」 となります。



 聖霊を受けたペテロが、人々にこのように言っています。

”悔い改めなさい・・・イエス・キリストの名によって、バプテスマを受けなさい。・・・”(使徒行伝2章38節)

 ペテロは、マタイによる福音書で語ったイエスさまの御言葉の意味、つまり父の名、子の名、聖霊の名、その名がイエスであるのを知っていたので、このように人々に語ったのです。

 また、聖書の中でバプテスマを受けた人々の方法は、このようなものでした。

”・・・彼らはただ主イエスの名によってバプテスマを受けていただけで、・・・”(使徒行伝8章16節)
”・・・イエス・キリストの名によってバプテスマを受けさせた。・・・”       (使徒行伝10章48節)
”人々はこれを聞いて、主イエスの名によるバプテスマを受けた。”      (使徒行伝19章5節)


 神の国に入るためには、水と霊とから生まれなければならない。(ヨハネによる福音書3章5節)
水から生まれるということは、イエス・キリストの御名によるバプテスマ(洗礼)を受けることである。

by カレブ