私たちの証し(5-14)

「私たちの証し」は、教会に集う人々が神イエス・キリストを知り、それまでの人生が全く変えられたという実話です。

 私たちの証し(5-13)からの続きです。

 ある人は、ごく普通に生きてきましたが、心の中の空しさは満たされることはありませんでした。しかし神が自分のことを愛していると知ってからは、この世のものが一時的なものであるという事を知り、神の祝福にあずかりました。喜びと永遠に続く希望を与えられた人は、主が用いて導いて下さっています。また、殺人という罪を犯してしまった男性も悔い改め、洗礼を受けました。

 また、神が働く時は、サタンも働きます。ある日、酒に酔いつぶれた男性が私の邪魔をするために、店に居座り、様々な暴言をはき始めました。その時、主が私に聖書を読む事を示し、そのように行っていくと、不思議なくらい平安になりました。その聖書の箇所は、”あなたの敵を討ち滅ぼす”という御言葉でした。ここで言う敵とは、その男性を支配している悪霊を意味しています。すると、どうでしょう!?今まで暴言を言っていた声が急に静かになり、突然、その男性は、「炎が見えた!炎が見えた!」と言って、転がるように店から出て行き、二度と来ることはありませんでした。その炎とは、おそらく聖霊の炎を見たのだと思います。

 何人もの人が、私の証しを聞いて救いに導かれてきました。その為か、サタンは私の2人の娘に攻撃をしてきました。私は、人の魂を救いに導いても、自分の娘の魂を失うなら、お店を閉めて何処かひっそりとした所に引っ越して、教会に通う方が良いと思う程、精神的に追いつめられていました。本当に辛い時期をむかえました。でもその時、私の上に聖霊が強く臨み、主が私に御言葉をもって語ってくれました。「ヨブを見てごらん。ヨブは家畜の全てを失っても、娘たちを失っても、彼は決して神を呪わず、神を仰ぎ見続けたのです。」ヨブは神に信頼し、全てを神から受けたのです。そうすることによって、2倍の祝福を神から受けたのです。私はその時から思いが解放され、精神的なわずらいから自由になり、娘たちのことを神に委ねました。そして私のすることは断食といのりでした。私は1ヶ月断食し、毎日主に娘たちのことを、感謝しつつ祈り捧げていきました。   続く・・・。 By カレブ