娘が不登校?(その2)

 その夜、私は主イエスさまに祈りました。この問題に対する答えを頂く為に。私は何時間でも、朝までも祈り続ける気持ちで一杯でした。なぜなら私には導きが必要だったからです。この問題に対する答えが必要だったからです。祈り始めてどのくらいの時が経ったのでしょうか?一つの思いを、私は心に感じ始めました。そしてその思いがどんどん私の心に広がっていきました。その思いとは、「青梅市に引っ越す」ということでした。青梅市とは、娘が通っていた幼稚園のある場所です。確かに良いアイデアだと思いました。青梅なら幼稚園のときの友達がいる。娘には好都合だと思いました。但し、私は通勤時間が長くなることと、引っ越しても必ず娘が学校に登校する保証はありませんでした。しかし、今でも学校には行っていないし、例え青梅に引っ越して学校に行かなくても何も失うものは無いと思いました。それよりも親として娘の為にしてあげることがあるならばその全てをしてあげたいという思いだけでした。決して後になって、「あの時、こうしてあげたら良かったのに・・・」と後悔したくはありませんでした。少しでも娘が学校に登校する可能性があるならば、それを行おうと決心しました。
 
 果たしてその結果は、・・・。心から主イエスさまに感謝しました。娘が学校に通うようになりました。それでも初めのうちは、近くに住む5年生のおねえさんが向かえに来てくれて、学校に行くことが出来ました。やがて少しずつ青梅の学校にも慣れて、幼稚園時代での友達と登校することとなりました。ある人は、私が感じたように思わない方もいるでしょう。でも私は、この娘の不登校の答えをイエスさまが与えて下さったと心から信じ、感謝しています。主イエスさまが私に与えて下さったこの答えが、私の心に輝く光のように満ち満ちて、私のそれまで感じていた悲しみを喜びへと変えて下さいました。イエスさまは、答えなのです。

 “天が地よりも高いように、わが道は、あなたがたの道よりも高く、わが思いは、あなたがたの思いよりも高い。”(イザヤ55章9節)

 2年前に主が与えて下さった答え。そのことの故に、今日(9月3日)も娘は「友達と楽しく学校に行きました。」と妻から聞きました。イエスさま、本当にありがとうございます。 By カレブ