人の心は病苦をも忍ぶ、しかし心の痛むときは、だれがそれに耐えようか

 このタイトルは、聖書から引用させて頂きました。

 ”人の心は病苦をも忍ぶ、しかし心の痛むときは、だれがそれに耐えようか。”(箴言18章14節)

 この御言葉を書いた人は、ソロモン王です。彼はイスラエルの多くの民を正しく導くために「知恵」を神に求めた人でした。聖書では、”あなたの先にはあなたに並ぶ者がなく、あなたの後にもあなたに並ぶ者は起らないであろう。” それ程の知恵を持っている人がこのタイトルの御言葉を書きました。

 この御言葉を私が初めて読んだとき、「すごい!」と思いました。人は多少の体の痛みとかは何とかなるかと思います。痛みが続くのは誰でもいやですが、痛み止めを服用するなどで何とか対処することが出来るのかと思います。でも心が痛いときはどうしたら良いでしょう?悲しみ悩むとき、自分の能力ではどうしようもないときなど色々な状況があるかと思います。この御言葉の意味することは、心の痛むときに神に頼りなさい。そして委ねなさい。と言っています。人は誰でも完全には創造されていません。もし完全に創造されているのなら、誰も失敗することはありませんし、結婚も必要ありません。結婚は、男と女が助け合うために神が創られたシステムです。アダムが完全であったならば、エバは与えられませんでした。従って、完全に創られていないからこそ助けが必要であり、頼りとするものが必要なのです。もし誰かが、又はあなたが心の痛みを感じるならば、私たち一人一人を豊かに愛して下さる主イエスさまがいつでもそばに居て下さいます。 by カレブ