4月22日「全ての者に始まりがある」ルーカス牧師
“エノクは六十五歳になって、メトセラを生んだ。エノクはメトセラを生んだ後、三百年、神とともに歩み、男子と女子を生んだ。エノクの年は合わせて三百六十五歳であった。エノクは神とともに歩み、神が彼を取られたので、いなくなった。”(創世記5章21-24節)
エノクはメトセラを生んでから300年生きました。そのメトセラが生まれる前の、エノクと神との歩みは何も書かれていません。しかし子供が生まれた後、自分自身が神との正しい歩みを行うことで、子供に対して良い見本となりました。メトセラが誕生した時、エノクは65歳でした。しかし神との歩みは、いつでもどの年齢でも始めることが出来るのです。
どんなに悪いことをしてしまっても、主と歩く始まりの日があり、主の恵みによって正しく歩むことが出来ます。
マグダラのマリヤは罪多い女性でした。しかし、彼女はイエスさまの足を自分の涙で洗い、自分の髪で拭きました。また高価な油をイエスさまの葬りのために用いました。彼女がイエスさまに多くを赦してもらったことへの感謝と愛の表現でした。彼女の生活は以前とは全く違っていたのです。イエスさまが復活したとき、弟子たちよりも先にマリヤはイエスさまに会いました。マリヤも主の恵みによって正しい歩みをすることが出来ます。
私もあなたも罪人であったが、正しい歩みをする日があり、それが始まりの日なのです。これは悔い改めをも意味しています。今日という日も、誰かのための始まりの日となることが出来るのです。