新約聖書の救いの計画(その1)

 聖書は、旧約聖書新約聖書からなっています。旧約聖書は、イエスさまが来られる前の神と人との契約です。そして新約聖書は、イエスさまが来られた後の神と人との契約です。


 イエスさまが人々に話しをしている救いの契約とは、・・・

 ”・・・「こう、しるしてある。キリストは苦しみを受けて、三日目に死人の中からよみがえる。そして、その名によって罪のゆるしを得させる悔改めが、エルサレムからはじまって、もろもろの国民に宣べ伝えられる。あなたがたは、これらの事の証人である。見よ、わたしの父が約束されたものを、あなたがたに贈る。・・・”(ルカによる福音書24章46-49節)


 「わたしの父が約束されたものを、あなたがたに贈る」とは、聖霊の事を指しています。

 ”わたしは父にお願いしよう。そうすれば、父は別に助け主を送って、いつまでもあなたがたと共におらせて下さるであろう。”(ヨハネによる福音書14章16節)

 ”しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってつかわされる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、またわたしが話しておいたことを、ことごとく思い起させるであろう。”(ヨハネによる福音書14章26節)

 ”わたしが父のみもとからあなたがたにつかわそうとしている助け主、すなわち、父のみもとから来る真理の御霊が下る時、それはわたしについてあかしをするであろう。”(ヨハネによる福音書15章26節)

 ”しかし、わたしはほんとうのことをあなたがたに言うが、わたしが去って行くことは、あなたがたの益になるのだ。わたしが去って行かなければ、あなたがたのところに助け主はこないであろう。もし行けば、それをあなたがたにつかわそう。”(ヨハネによる福音書16章7節)



 イエスさまは、十字架に付けられ、埋葬され、3日目によみがえりました。弟子やイエスさまを愛する人々は喜びでいっぱいでした。イエスさまは40日の間人々に神の国のことを語りました。

 ”・・・「エルサレムから離れないで、かねてわたしから聞いていた父の約束を待っているがよい。すなわち、ヨハネは水でバプテスマを授けたが、あなたがたは間もなく聖霊によって、バプテスマを授けられるであろう」。”(使徒行伝1章4-5節)


 この後120名の人々がエルサレムで祈っていると、激しい風が吹いてきたような音が天から起ってきて、一同は聖霊に満たされました。

続く・・・。

by カレブ